みなさんこんにちは、特別養護老人ホームで施設看護師をしております市原です。
働いて寝るだけの日常に退屈してくると、何となく豪勢な遊びがしたくなりますね。
そんなわけで紅葉シーズン真っ最中に、河口湖の遊覧船に乗ってきました！
今回は河口湖の上から様々な景色を堪能できる定番スポット、遊覧船 天晴(あっぱれ)についてご紹介します。
- 河口湖に行く予定がある
- 河口湖周辺のおすすめスポットを知りたい
- 自然に癒されたい
- 優雅なひとときを過ごしたい
- 歴史が好き、武田信玄や戦国時代の船に興味がある
- 戦国武将ごっこがしたい
概要
河口湖周辺を優雅に進む遊覧船、天晴について大まかな概要をまとめました。
行ったからこそわかるレビューも交えて解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
遊覧船「天晴」とは
戦国時代に甲斐武田軍に属していた「水軍」の安宅船がモチーフの純和風な遊覧船。
深みのある赤色が豪華で力強い印象のデザインとなっています。
2020年12月4日より、アンソレイユ号から遊覧船の役割を引き継ぎました。
そのため、ネット情報にはアンソレイユ号のことも多く記載されており混乱するかと思いますが、今は天晴のみの出航となっています。
コースは桟橋からスタートし、そのまま真っ直ぐ河口湖大橋の下をくぐります。
八木崎公園を通り過ぎ、鵜の島(うのしま)手前でUターンしてまた桟橋へと戻っていきます。
詳しい景色や外観については下記で説明しますね。
所要時間
所要時間：一周約20分
| 営業時間 | 年中無休 |
| 通常営業 | 3月中旬～7月中旬8月下旬～11月中旬 |
| GW営業 | 4月下旬～5月上旬 |
| 夏期営業 | 7月中旬〜8月下旬 |
| 冬期営業 | 11月中旬〜3月中旬 |
新型コロナウイルス感染拡大防止のため運休となる場合があるとの事。
また悪天候により急遽運休となる場合や、都合により営業日が変動する場合もあるとの事なので、不安な方は予めお問い合わせしておくことをおすすめします。
出航時間
近場のパノラマロープウェイに乗った際に、遊覧船の出航時間が書かれた紙を貰ってきました。
30分に1回は出航していますね。
私たちは紅葉が綺麗な時期に来たので、待っている間はのんびり紅葉を眺めたりしていました。
平日のためか、あまり混んでいなかったので、並ばずとも出航５分前に到着すればすぐに乗れました。
料金
一般料金
| おとな | こども |
| 1000円 | 500円 |
※大人は中学生以上、子供は小学生です。
※未就学児は無料です。
一般団体料金
| おとな | こども |
| 900円 | 450円 |
※15名様以上に限る
※セット券との併用は出来ません
学生団体（学校行事）
| 未就学児 | 小学生 |
| 450円 | 450円 |
| 中学生 | 高校生 |
| 700円 | 700円 |
| その他学生 | |
| 800 |
※15名様以上限定
※学生証の提示（代表者様1名）が必要
富士急行関連の電車バス、富士急ハイランド、風穴氷穴、山中湖遊覧船ご利用の方
| おとな | こども |
| 800円 | 400円 |
※当日の利用チケットなどを提示する必要あり
障がい者割引料金
| おとな（本人） | こども（本人） |
| 500円 | 250円 |
| おとな（付添い） | こども（付添い） |
| 800円 | 400 |
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳 いずれかを窓口で手帳をご提示頂いた場合のみ。
セット券販売も
窓口で簡単に購入出来る遊覧船チケットですが、観光者は特に嬉しいセット券の販売もしています。
私たちはパノラマロープウェイとセットのチケットを買いました。
市原いち遊覧船乗り場とロープウェイ乗り場は、道路を挟んで向かいにあるから直ぐに行き来できるよ！
遊覧船&ロープウェイセット
| おとな | こども |
| 1,600円 | 800円 |
遊覧船&ロープウェイ&レトロバスセット
| おとな | こども |
| 2,800円 | 1,400 |
遊覧船は大人1000円、ロープウェイは大人810円のため、セットで購入すると210円お得になります。
セット券は、個人・団体（15名以上）とも現金のみの扱い。
アクセス
東京方面からお車でのアクセス
| 中央自動車道 |
| 中央自動車道河口湖ICより15分 |
| 東名高速道路 |
| 東名高速御殿場ICから東富士五湖有料道路経由で45分 |
| 東名高速富士ICから西富士道路経由で約45分 |
関西・中京方面からお車でのアクセス
| 中央自動車道 |
| 大阪・名古屋 ⇒ 小牧ＩＣ ⇒ 中央自動車道（約3時間） ⇒ 一宮・御坂ＩＣ ⇒ 国道137号線（40分程度） |
| 東名高速道路 |
| 大阪・名古屋（約3時間） ⇒ 御殿場ＩＣ ⇒ 国道138号線（約20分） ⇒ 須走ＩＣ ⇒ 国道138号線（約40分）または東富士五湖道路（約35分）富士吉田ＩＣ ⇒ 河口湖 |
| 大阪・名古屋（約2時間40分） ⇒ 富士ＩＣ ⇒ 西富士道路・バイパス・国道139号線（約15分） ⇒ 白糸の滝（約60分） ⇒ 河口湖 |
電車・バスで河口湖駅までのアクセス
| 電車 | 新宿 ⇒ ＪＲ中央本線（約1時間20分） ⇒ 大月 ⇒ 富士急行線（約1時間）⇒ 河口湖駅 ⇒ 徒歩約10分 |
| 高速バス | 新宿から中央高速バスで1時間45分河口湖駅下車（中央高速バスは予約制となっております） |
| 路線バス | ＪＲ新幹線新富士駅・三島駅より富士急行バス利用河口湖駅下車 |
※河口湖駅からは路線バスをご利用で約5分 （河口湖遊覧船前バス停下車）
※河口湖駅から湖畔周辺の「河口湖・西湖・本栖湖周遊バス」も毎日運行中
駐車場
窓口の近くに、船津県営無料駐車場があります。
駐車台数300台で、大型バスの駐車場可能。
通りからも入りやすく、駐車もしやすい大きなスペースです。
市原いち窓口までの通りには赤黄色の紅葉がきれいに揺れていたよ
必要な持ち物
基本的にチケットがあれば利用できるため、特にこれといって必要な持ち物はありません。
しかし、辺りは湖で遮るものがないため風が強かったです。寒い中2階のデッキスペースを堪能したい場合は暖かい上着の着用をおすすめします。
また、艦内にはフォトグッズ置き場が設けられているため、自撮り棒等の写真撮影用の道具もあると良いと思います。
乗ってみた
いざ出航
出航時間が近づき並んでいると、一つ前の便で出発した天晴が帰ってきました。
遠くからやってくる遊覧船に夢中で、写真を撮ることを忘れかけてしまった市原。
慌ててスマホを取りだして記念の一枚。
赤と黒の色合いが引き締まっていてかっこいいですよね。
1列に並んで搭乗しようとすると、入口でいきなり記念撮影タイムに。はたまた慌ててピース。
全員乗り終わったら、ほら貝が鳴り響く音とともに出航です。
2階席デッキスペース
本日は見事なくらいに晴天、ということで搭乗客はみんな2階のデッキスペースへ駆け込んでいました。
360°観覧可能のオープンスペースでは、日当たりも風当たりも良く、自然の気持ちよさを感じながら眺めることができます。
2階スペースの先頭には見晴台のような数段高い展望スペースがあります。
そこに登れば突き進んでいく船の先端に立つことができ、まるで戦国武将のような気分で辺りを展望出来ます。
市原いちいざ出陣じゃーーー！！！
1階船内客室
船の中ですが畳が敷かれているのには驚き。指馴染みも良い、和風で豪華な船内です。
客室内の大型モニターでは観光情報や周辺の歴史についての解説付きなので、学びながら搭乗したい方にはオススメのスペース。
周りが囲まれているため、外だと少し肌寒い人もこちらでゆっくりできます。
客室に入るといきなり記念写真用のグッズが目に入りますね。
とくに剣のおもちゃに関しては侍の刀のようなものや短剣など複数種類があり、戦国時代のような臨場感も出せるのでいいですよね。
市原いちみんな2階にいて誰も来てなかったから、1人でチャンバラごっこしてたよ
１階後方スペース
ここの屋根は自動開閉式となっているので、雨の日でも安心して搭乗できます。
武田菱の陣幕が風になびく様子や、船がかき立てる荒波をのんびりと眺めることが出来るスペースです。
1番後方には太鼓が設置してありました。よく見てみるとバチ付きなので、小さい子供たちが集まってみんなで太鼓を叩いて遊んでいました。
先ほどのフォトグッズもそうですが、小さい子供が船内を探索しても楽しめる工夫がたくさんあり、家族連れの方は親子でそれぞれ違った楽しみ方をしていたのが印象的でした。
景観
本日は清々しい快晴、遊覧船にはもってこいの天気です。
天晴時の河口湖は逆さ富士の名所としても知られ、「影うつす 富士の高嶺に うもれて残る 水無き河口の海」とも歌われています。
乗客のみんなは乗っただけですでにニコニコ、天晴がゆっくりと動き出すのと同時に乗客が嬉々として辺りを見渡しています。
私は船酔いしやすいので、別の意味でもドキドキ。
そんなわけで最初は、風を感じやすい2階の展望スペースでゆっくりしました。
みんな出航してからしばらくは先方ばかりを注目していたのですが、観光客の中でもひときわ目立つ「ぎゃーー！！後ろおおお！！！」という誰かの声が。
なにか危機迫るような声の主は、自分のすぐ近くにいる女性の声だったので少しビビりました。
遊覧船ってそんな激しいアスレチックだったっけ？
私もつられて後ろを振り返ってみると
「富士山いたんかーーーい！！！」
振り向く先には悠々と佇む富士山の姿が。
縦にも横にも長く、どっしり構えている富士山の姿に大感動。
後ろの富士山に気を取られている間にどんどん迫りくる河口湖大橋を潜り抜けます。
ここに来る前にこの上を通ったなあと、しみじみ。
しばらくして小さい子供が「見てー！湖に寺が浮かんでるーー！！」と叫んでおり、指さしている方向を振り向くと湖上に建物が。
これが六角塔でしょうか？水上の建築物って心惹かれる何かがありますよね。
知識の浅さが悔やまれます。
ちなみに河口湖についてざっと解説すると山梨県側の富士山麓には富士五湖と呼ばれる五つの湖があり、河口湖は山中湖に続いて二番目に大きい湖です。
そんな湖をのんびり眺めていると、水面が大きく揺れたり、何かが跳ねたりしています。
どうやらコイ、フナ、ワカサギ、ブラックバスなどが生息しているみたいです。
今回は波立っていたからか逆さ富士はよく見えませんでしたが、十分辺りを展望できましたね。
奥には鵜の島と呼ばれる無人島があり、そこをUターンして帰ってきました。
他にも見どころはたくさんあるのですが、何しろ夢中になりすぎて写真を撮り忘れました。
ぜひ実際に搭乗して、肉眼で確かめてみて下さい。
河口湖周辺の観光に活用できるおすすめツール
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周辺観光に必須のサイト、アソビューです。
アソビューとは、レジャーチケットの格安購入サイトで、さまざまな観光地の定番チケットが最大50％オフで掲載されています。
河口湖周辺で言えば、音楽と森の美術館や猿回しの入場チケットが特別価格で購入できる他のみならず、レンタルサイクルショップなどのチケット情報も掲載しています。
遊覧船天晴については情報掲載のみでチケット購入フォームはありませんでしたが、アソビューはなかなか目にかかれないマイナーなレジャーについてもたくさん掲載されているので、情報収集としてみるのも楽しいサイトです。
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河口湖周辺は富士山と湖に囲まれた絶景スポット。
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まとめ
いかがでしたか。
まとめると以下になります。
- 遊覧船天晴は河口湖を堪能できる定番スポット
- 周辺観光するならセットチケットがお得
- 風がよく当たるので気温や服装に注意
- 30分に1回の出航で20分間搭乗可能
- 富士山や鵜の島なども湖の上から眺めることができる
- 観光チケットの予約は割引サイトを活用しよう
まさに天晴と言わんばかりの深い赤色と武田菱の陣幕がとても良いアクセントになっている素敵な遊覧船でした。
なんといっても、少し進んだ先でふと後ろを振り返るとドカンと広がっている大きな富士山には本当に心動かされました。
河口湖にお越しの際はぜひ搭乗してみてください。
市原いち河口湖周辺は自然が豊かなので、のんびり旅におすすめです！
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